2022年12月30日金曜日

次男退院 予定が大きく変わった年末年始休暇

本当の「退院後」はこれから始まる 

一昨日、右膝の脱臼で入院していた次男が退院。膝はギブスでガチガチに固定したまま次の通院日までは過ごさざるを得ない。経過は良好で何よりなのだが課題は満載である。


母親の時の経験が活かされた。退院手続きや帰宅後の生活などで特に慌てることはなかった。何より入院して一週間、昨今の社会情勢の影響で面会ができずにいた次男だったが、想像以上にしっかりした足取りだったことに驚いた。

でも「退院後」の生活はこれからである。これからの方が断然長い。

片足が動かないという条件下での「現実」が次々と見えて来る。


玄関の段差からシャワーの浴び方まで

次男を乗せた車が家に到着。早速難関が待っている。8段の階段である。普段は何の問題もない。何も考えずに上り下りする階段だが、足が不自由な者にとっては大難関である。


階段をクリアしたら次は玄関の上り下り、椅子の座り方、ベッドへの入り方・・問題は絶えない。ひとつひとつ入念にチェックする。

湯船に浸かった入浴はできないのでシャワーを浴びるのだが、ギブスが濡れないように超大型ビニールを用意してギブスへの撒き方を次男と研究。。

ギブスを巻いた方の足は曲げられないので靴下は自分で脱げない。ここは親が介助。

ほんの些細なことからできる事とできない事の判断が必要。。あれこれしているうちに1日などあっという間に終わってしまう。そんな年末年始休暇前半だった。


低迷する学校の成績 勉強の必要性を解く

自宅での生活が出来てきたところで、次はリハビリ。昨日から30分程だが近所を散歩。当然、ひとりでは危険なので私が付き添うことに。真冬とは言っても快晴の昼間であれば比較的暖かい。散歩することは気分もいいのだが、休暇前に誰がこのような状況を予想できただろうか。


そしてリハビリと平行してもうひとつ大きな課題があった。次男が怪我をした次の日が2学期の終業式だった。想像以上に成績が振るわなかった1学期。2学期は私がいくつか勉強を見たのだが、思った程効果もなく引続き振るわなかった2学期の成績。

怪我と成績不振。。

5歳上の長男はあまり手が掛からなかったためか、私自身少し油断していたのかも知れない。リハビリだけでなく、勉強の方も手を掛けて行くことになる。昨夜、家内を含めて「家族会」となった。。

成績が振るわない場合、私は「怠け」を一喝するよりも「勉強することの必要性」を伝えるようにしている。「どうして勉強が必要なのか」・・これを理解できれば自発的に勉強し始めるではないか・・と思っている。必要なのだから・・

一喝して無理やりやらせるのは手っ取り早いかも知れないが、子供の長い人生を考えると「必要性を解く」方が得策と思えるのである。


釣り三昧から一転 次男と向き合う日々

今年の年末年始休暇は10日。終わりきらない仕事で2~3日費やすことは覚悟していたが、その後は毎年の年末年始ルーチン(掃除と年賀状)のみ。余った時間は「釣り三昧」の予定だった。しかし、予想に反して次男と向き合う日々となった。


当然、リハビリも学業も子供にとっては人生に直接影響する事柄である。焦らずじっくりと私のすべての時間を費やしても別に問題ないのだが、ホントに「予想外」だったことに驚いている。「人生、何が起こるか分からない」を実感した最近だった。


2022年 家族の災い2件

残念ながら、今年は私と次男に災いが起きてしまった。二人とも入院に至る状況。そして、二人とも「急に起きた出来事」だった。


今のところ私も次男も「その後の状況は良好」であることは大きな救いではあるが「急変」はホントに起きてほしくないモノだ。2023年はそれぞれの回復を目指しながら、新たな急変が起きないよう最善の注意を払って行きたい。

「家族が健康でありますように」

初詣でお決まりのように聞く言葉。若かりし日は他に言うことがないのかと、やや軽く聞き流していたような言葉。この言葉がこんなにも重く大事に聞こえるようになったのも歳を重ね経験を重ねた故なのかも知れない。


2022年12月26日月曜日

真冬の釣場 虫の知らせ 大荒れの海 子供の怪我 

危険な釣りを強行してしまった反省 

12月22日。雨上がりの大潮。釣果が大きく期待できるであろうコンディションに休暇が重なり、意気揚々と出掛けたのだが、釣り場へ到着すると越水があり危険とも判断できる状況だった。


荒れたコンディションが影響したのだろうか。普段はあまり近くに寄ってこないアオサギが、今日は間近に降りて来た。


1ヶ月振りの釣りであったこと、仕事でストレスを感じる事が多かったことなどが相まって、この状況においても釣りを強行してしまった。「ウルメイワシ」が2匹釣れたのだが、危険な状況下で「釣りを諦める」判断ができなかった自分を悔やむ気持ちの方が強かった。


釣り人は他にも二人いた。釣り場に越水する海水に足が浸かり大変冷える。よくよく考えれば、ひとつ大波が来れば身体ごと流されかねない状況。運よく助けられたとしても、危険な場所で釣りを強行した迷惑なジジイでしかない。。釣り自体を諦めることなく場所を変える選択もできたはずである。今回の行動は大いに反省しなければならない。


虫の知らせ 強風とポイントの横取り

この日は午後から始めた釣りだった。夕方に差し掛かると風が強くなり白波が立つようになった。釣りを始めて2年になるが、初めて経験するレベルの強風。あまりこのような事を真剣に話すのは好きではないが「何かを訴えかけられているような強風」のようにも感じた。


さらにこんなことがあった。ポイントを横取りされたのである。

越水のため釣りをできるポイントが限られていたのだが、ウルメイワシが釣れてクーラーボックスに魚を納めていたほんの短い時間に、今までいなかった別の釣り人がスッとそのポイントに立ってしまった。

本人も悪気はないような様子だった。というか悪気など起こす気にもならないであろう強風と越水。むしろ、よくこんな状況でこの釣り場に来たと感心する気持ちさえあった。

あまりのタイミングに思ったことがあった。


これは、釣りを止めて帰れということなのか。


虫の知らせなのか。。


虫の知らせの答えは子供の怪我

竿を納め車に乗り込む時は完全に暗がりだった。立っていることもおぼつかなくなるような強風で空は抜けるような晴天。濃い夕焼けが印象的だった。


当初「虫の知らせ」は私に危険を知らせるものであると思っていた。事実、日没後は風がさらに強くなり。そのまま釣り場に立っていたらと思うと背筋に冷たいモノが走る思いだった。想定よりも早めに釣りを切り上げたことは正解だった。

しかし、帰宅直後に虫の知らせの答えが分かった。

私が到着した数分後、私が玄関から家に入ろうとした時に、家の前にタクシーが止まった。中から出て来たのは、足にガチガチのギブスを巻いた次男だった。


認めざるを得ない 非科学的な感覚

次男は部活の練習中に他の生徒と激突して膝を脱臼。救急車で病院に運ばれた。帰宅したタイミングで私と会ったのだ。脱臼は接合されたそうなのだが、歩行が困難だったので無理を言って病院に入院させてもらった。

入院後の経過は良好でひとまず安心ではあるが全治2ヶ月。たまたま冬休みに入ったばかりだったが、3学期は完全に松葉杖を使っての登校になるため、車での送迎も踏まえて退院後の対応を検討中である。


このブログでも何度か書いた。私は、普段いわゆる「霊感」と言われるモノは全くないのだが、かつて、父と母との間にそれぞれ非科学的な感覚を感じたタイミングがあった。

そんな経験があったからなのかも知れない。この日の強風と釣りポイントを横取りされたタイミングは、明らかに「何か」を感じた。

これで3回目である。私は直接つながる親子関係において非科学的な感覚があるのかも知れない。そんなことを感じざるを得ないこの日の体験であった。


2022年12月3日土曜日

一ヶ月振りの連休にちょっとした秋の振返り

仕事 アラフォー女Tとのコンビ解消

 久し振りの連休。少し時間があったので軽く最近を振返ってみた。まずは仕事。異動から1年3ヶ月が経過。最近は日常的に休日も家で仕事の日々。早く家でやらなくても済むように効率化を図って行きたい。

そんな中、先日、異動以来組んで仕事をしていたアラフォー女Tとのコンビ解消が上司から告げられた。「ケンカ別れ」である。隣の席で仕事をしていても完全無視。必要事項はメールで連絡。こんな状況に上司が気付いたのか、Tが相談したのか…その辺の経緯は不明だし興味もない。


元々Tが自分にしていた態度を私もやり始めただけ。それが唯一自分のメンタルを…生活を…大袈裟だが…果ては命を守る手段だったのだが…Tへの「応戦」を始めて2週間程で上司から呼び出し。コンビ解消が告げられた。

1年間、腐れ女社員の下で耐えながら覚えて来た仕事から離れるのは残念だったが、現状を考えれば仕方ないのだろう。仕事はいくつか抱えているので、そのひとつがクビになっただけである。残念な面もあるが「腐れ」と離れられたことは気分的に楽になった。できれば早く席替えもしてほしいモノだ。

まぁこんなことだから20年も昇進もせずなのだろうが、精神に支障をきたさず、収入を途絶えさせずに生きていくには時に戦うことも必要。25年会社員をしてきた私の一定の結論である。これが正しいのか間違っているのか‥分かることはないのかも知れない。


勤続10年 最も栄誉ある表彰

「勤続10年」で県から表彰を受けた。5年刻みでの表彰となるが、ウチの事業所でも該当する職員が毎年数人いる。25年、20年、15年‥での表彰。今年私は10年表彰に該当したらしい。今の会社では20年仕事をしているが、前の事業所は別の都道府県だったので、今の事業所分としてはカウントされない。そんな理由から「10年」なのだ。


コンクールで優勝したり、歴史的大発見をするなど、優れた実績を評価する表彰も大切ではある。でも、このような「継続」を評価する表彰も大いに誇ってよいのでは‥と自分では思っている。なので派手さはないが‥実際の勤務年数には満たないが‥今回の表彰を大いに喜ぼうと思う。

ちなみに記念品も出る。「セレクトギフト」だ。県に表彰にしては粋な計らいだと感心した。そして、私がセレクトしたのは「出刃包丁」。。最近、釣った魚を捌くのにキチンとした包丁が欲しくなっていたのだが、セレクトギフトの中に何と「包丁」のページがあり即決!

またひとつ、釣りの楽しみが増えた感じだ。


サッカーワールドカップ 大熱狂!

ドイツとスペインに勝って決勝トーナメント進出!コスタリカ戦も含めて全試合見たが、本当に時を忘れて楽しむ事ができた。しかも決勝T進出でまだ楽しめる。実に愉快だ。


今、中学生の次男がサッカー部に入っている。子供と一緒にテレビを見るなんて久しぶりだったが、ドイツ戦などは大盛り上がりだった。

サッカーやラグビーのワールドカップ、オリンピック、野球のWBC、箱根駅伝などなど私はなるべく子供たちの前で見るようにしている。その他、世の中で大きなニュースがあったりした時もなるべく「おとうさんが見ている」ということを子供たちに伝わるように振舞っている。

これは、私自身が関心を持っているとこもあるが、並んで「世間の出来事に興味を持つ目」を持ってほしい。「多くの話題を話せる人」に成長してほしい。と思うところがあるためである。

勉強も部活動も大切ではあるが、「コミュニケーション能力」をも兼ね備えた人になってほしい‥欲張りかもしれないが、すべてが突出していなくてもいいので、バランスの良い人物に成長してほしい。そんな考えが根本にある。


病気 順調だが絶対に油断なし

このテーマについて書くことが少ないことを喜びたい。あの「発症の日」から丸3ヶ月が経過した。経過はとても順調である。職場では私が病気した事など誰も覚えていないだろう。でもそれでいいのだ。


今も毎日の血圧測定、健康食、完全禁煙は継続中‥というより止めることはない。

そして、数日前から飲酒を再開した。コップ半分程度の日本酒ではあるが心地よく眠れる。。発症後、会社で誘われる飲み会は断り続けて来たが、年末に予定されている会社全体の忘年会から「飲み会復帰」しようと思っている。

ただ、降圧剤も継続中である。絶対に油断は禁物である。何しろ「道を歩いていて突然倒れた」のだから。。


墓参り 紅葉に癒されて思わずパチリ

母の三回忌を終えてから初めての墓参りだった。最近、急に寒くなったが天気も良く穏やかな気候だった。滞りなくお参り終了。


12月ではあるが霊園周辺は紅葉がしっかり残っている。広い敷地内をゆっくり散歩しながら何枚かパチリとした。




冬に入ると空気が澄んで青空や遠方の風景がきれいに見えて来る。時には富士山もくっきり見えたりする。寒い時期に入るが、今度はそんな風景が楽しみになる。


父命日の墓参り 18年目に思うこと

思い起こすこと18回 父が倒れてから亡くなるまで 昨日が父の命日。毎年の事であるが「倒れた日」の3月14日から「亡くなった日」の19日までは私の中で当時の回想が優先される。特にそうしようと思っているわけではないのだが、頭の中に蘇ってしまうのだ。 今年も例外なく父が倒れたあの日、泣...