2021年12月8日水曜日

思いがけぬ出来事 いくつになっても変わらないココロ

思いがけない出来事で終始した今年後半 

9月に異動して3ヶ月が過ぎた。あっという間だった。最近はできる業務も増えて来て、終日右往左往する日々になって来た。本格的に今の職場に入り込んで来ていることを実感する。


気付けば12月。今年も残りわずかである。思えば年初めに今の状況を誰が想像できただろうか。7月の異動命令から急変。。7月以降は大変な勢いで日々が進んで行った。ホントにあっという間の2021年後半だった。

そして、もうひとつ意外な出来事がある。職場に気になる人ができてしまった。アルバイトの女性Yである。

自己主張なしの中年オヤジにチャンスなし

職場には多くの女性がいる。社員だけでなくアルバイトも多い。もちろん、歳も歳で日々の生活の中で恋愛を最優先にするような気持にはなれない。10代、20代の頃のようなパワーは湧いてこない‥恋愛に関してはあくまでも受身でしかない昨今だった。


特に自己主張の強いルックスを心掛けているわけでもない。会社では万年ヒラで職場を転々とした中年オヤジである。受身であればなおさらそんなチャンスが生まれるはずもない。不倫などという言葉とは自然と疎遠になる‥。別にそれでいいと思っていた。

でも、思いがけずそんな気持ちに変化が起こった。Yには何となくココロに通ずるものを感じたのだ。

いくつになっても変わらないココロ

まだ今の職場に来て3ヶ月である。意識し始めたのは1ヶ月程前であろうか。。


社員を含めてシフト制になっている勤務体制。出勤時にまず気にするのはYさんの出勤。出勤していれば嬉しく思い、休暇であれば何となく落ち込む。。

やってることは20代の頃と変わらない。。。

誰に知られる事でもないが、そんな「出勤チェック」をしている自分が何だか恥ずかしく感じる。「いい歳をして‥」を実感するのである。

以前もそうだったが、今の職場にもマドンナ的・アイドル的な女性社員はいる。そんな子達にオトコとして興味がないと言えばウソになる。でも、妙なアプローチをかければ目立ちもするし、格好の噂のネタになる。年齢的に「何ハラ」と言われるか知れたモンじゃない。。そんなメンドウと天秤に掛ければ、アイドル達に手を出す気には到底なれない。

探し続ける 身の丈にあった人

もちろんはっきり尋ねたわけではないが、Yは私より10歳ほど年下であろう。「10歳下」でも40代である!見た目だけで言えば30代後半から40代。最初は「アルバイト(パート)の主婦の方」と思っていた。


タイトルにも書いたが、いくつになっても変わらないココロがある事を最近実感する。3ヶ月の間で多くの方々とコミュニケーションを取る中で、自然と恋愛対象を選別している自分がいる。。

簡単に言えば「身の丈に合った人」を本能的に探している。いつからか‥自身の身の回りで‥職場で‥そんなことをしていた。これは人の本能なのだろう。。家内が性の対象、恋愛の対象でなくなって数年来。。探し続けているのかも知れない。前者は金で解決できるし、今までそうして来たが、昨今の社会事情によって、ここ1、2年は完全ストップである。

ただ、後者はそうは行かない。相手あってのことである。家庭や会社の状況を踏まえ、今の自分の身の丈に合い、なおかつwin-winの関係をお互いに築ける相手‥そんな人はまずもって選択肢が少ない。そんな人がいたとしてもその人が私なんぞに興味を持つ可能性まで考えればほぼゼロである。。。

可能性が限りなく低いのであれば、そんなことに時間も労力も掛けたくなくなる。おのずとルックス維持などもしなくなる‥悪循環である。そんな負の循環にすでにどっぷり漬かっていると思っていたのだが‥

拒否・無視していないというサイン

Yに会って少し考え方が変わった。こちらが興味を示していることは簡単に伝わっているのだろう。人なんてそんなものである。その「こちらの興味」にほとんどの女性は「拒否・無視」であるが、Yにはすこしだけ「反応」を感じた。


50年生きて来て何度も何度も何度も経験してきた例の「勘違い」なのかも知れない。それとも男の目をこちらに振り向かせるための女性の「作戦」なのかも知れない。「私はあなたに興味があります」というサインをYには感じるのである。

勘違いでも構わない。作戦にハマった冴えない中年オヤジでも構わない。最近は出勤することに少し楽しみを感じるようになった。

どうせ成就しないのに。どうせ勘違いなのに。どうせ虚しい結末を迎えるだけなのに‥。いくつになっても変わらない‥懲りないココロを感じる今である。

異動となって職場のアルバイトさんにココロ惹かれて出勤を楽しみにしている‥今年の年明けに誰がそんな状況を想像できただろうか。

明日からまた、Yとの距離をどうやって縮めて行こうか‥そんなことを考えて幸福感を味わっている自分がいるのである。


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