2022年12月26日月曜日

真冬の釣場 虫の知らせ 大荒れの海 子供の怪我 

危険な釣りを強行してしまった反省 

12月22日。雨上がりの大潮。釣果が大きく期待できるであろうコンディションに休暇が重なり、意気揚々と出掛けたのだが、釣り場へ到着すると越水があり危険とも判断できる状況だった。


荒れたコンディションが影響したのだろうか。普段はあまり近くに寄ってこないアオサギが、今日は間近に降りて来た。


1ヶ月振りの釣りであったこと、仕事でストレスを感じる事が多かったことなどが相まって、この状況においても釣りを強行してしまった。「ウルメイワシ」が2匹釣れたのだが、危険な状況下で「釣りを諦める」判断ができなかった自分を悔やむ気持ちの方が強かった。


釣り人は他にも二人いた。釣り場に越水する海水に足が浸かり大変冷える。よくよく考えれば、ひとつ大波が来れば身体ごと流されかねない状況。運よく助けられたとしても、危険な場所で釣りを強行した迷惑なジジイでしかない。。釣り自体を諦めることなく場所を変える選択もできたはずである。今回の行動は大いに反省しなければならない。


虫の知らせ 強風とポイントの横取り

この日は午後から始めた釣りだった。夕方に差し掛かると風が強くなり白波が立つようになった。釣りを始めて2年になるが、初めて経験するレベルの強風。あまりこのような事を真剣に話すのは好きではないが「何かを訴えかけられているような強風」のようにも感じた。


さらにこんなことがあった。ポイントを横取りされたのである。

越水のため釣りをできるポイントが限られていたのだが、ウルメイワシが釣れてクーラーボックスに魚を納めていたほんの短い時間に、今までいなかった別の釣り人がスッとそのポイントに立ってしまった。

本人も悪気はないような様子だった。というか悪気など起こす気にもならないであろう強風と越水。むしろ、よくこんな状況でこの釣り場に来たと感心する気持ちさえあった。

あまりのタイミングに思ったことがあった。


これは、釣りを止めて帰れということなのか。


虫の知らせなのか。。


虫の知らせの答えは子供の怪我

竿を納め車に乗り込む時は完全に暗がりだった。立っていることもおぼつかなくなるような強風で空は抜けるような晴天。濃い夕焼けが印象的だった。


当初「虫の知らせ」は私に危険を知らせるものであると思っていた。事実、日没後は風がさらに強くなり。そのまま釣り場に立っていたらと思うと背筋に冷たいモノが走る思いだった。想定よりも早めに釣りを切り上げたことは正解だった。

しかし、帰宅直後に虫の知らせの答えが分かった。

私が到着した数分後、私が玄関から家に入ろうとした時に、家の前にタクシーが止まった。中から出て来たのは、足にガチガチのギブスを巻いた次男だった。


認めざるを得ない 非科学的な感覚

次男は部活の練習中に他の生徒と激突して膝を脱臼。救急車で病院に運ばれた。帰宅したタイミングで私と会ったのだ。脱臼は接合されたそうなのだが、歩行が困難だったので無理を言って病院に入院させてもらった。

入院後の経過は良好でひとまず安心ではあるが全治2ヶ月。たまたま冬休みに入ったばかりだったが、3学期は完全に松葉杖を使っての登校になるため、車での送迎も踏まえて退院後の対応を検討中である。


このブログでも何度か書いた。私は、普段いわゆる「霊感」と言われるモノは全くないのだが、かつて、父と母との間にそれぞれ非科学的な感覚を感じたタイミングがあった。

そんな経験があったからなのかも知れない。この日の強風と釣りポイントを横取りされたタイミングは、明らかに「何か」を感じた。

これで3回目である。私は直接つながる親子関係において非科学的な感覚があるのかも知れない。そんなことを感じざるを得ないこの日の体験であった。


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