2021年5月29日土曜日

一人で行く運動会 もはやバラバラの夫婦

しっかりした運動会に感謝

 今日は小学6年の次男が通う小学校の運動会だった。「午前中だけの開催」「オンライン中継あり」「立ち見ポイントの指定制」などなど、今のご時世を徹底的に反映した形となっていた。特に3番目は、校庭のトラック上に立ち見場所がひとマスずつ書かれていたのには驚いた。。


先生方のご努力には頭が下がる思いだった。競技も「騎馬戦」や「棒倒し」などの密集するものはすべてカット。徒競走と密のない形にアレンジされたダンスのみであったが、昨年のような「明らかな練習不足」といった様子もなく、コンパクトながらしっかりした運動会になっていた。

何でも諦めずに工夫すれば何とかなるものだ‥と自らの身も引き締まるような気持になった。

終始一人で行動するおとうさん

高校2年生の長男は今日は学校のため運動会を見に行くことはできない。なので状況的には家内とふたりで運動会を見に行くことになるのだが‥今日は終始一人で行動した。


「ごはんを食べている音ですら嫌悪感を感じる」‥ホントにあるんだこんなこと。。ハタから見れば典型的な倦怠期なのだろうが「~期」で済む状況なのだろうか‥今の状況・心情が、限りある期間で終わるような気が全くしない。。

今日は主役である次男は運動会準備のため少し早く登校。家内と二人で朝食となる状況を避け、私はダイニングに入らず、食事はせずに、朝起きたら早々に着替えて小学校に向かった。

運動会の必須アイテム脚立の効果

運動会ではビデオを撮るが、ウチには2段式、高さ50㎝ほどの脚立がある。これが、運動会での撮影には驚くほど便利である。いわゆる「撮影場所取り」問題から解放されるのだ。


自分の子供が参加する競技はどうしても前で撮影したい‥でも脚立に登れば最前列に立つ必要はないのだ。数メートル後ろに下がっても「上から撮れば」何の問題もない。バッチリ撮影できる。しかも脚立を使っているおとうさんは、十数人いるので、上に立って見ていても何ら目立つこともない‥運動会において、脚立は大変役立つアイテムである。

脚立の隠れた重要な役割

そして、実は脚立にはもうひとつ、重要な役割がある。それは「一人になれる」ところだ。簡単に言うと、不意に人と目が合うような状況を避けられる‥のだ。


普段、ほとんど近所付き合いなどない私‥でも「顔見知り」はいる。校庭で顔を合わせれば挨拶のひとつもしなければならない‥脚立に乗っていると、そんな面倒な社交辞令を回避できる。。上にいるとほとんど他人と目が合わないのだ。私にとっては、これが結構快適なのである。

そして、今日はこのことを家内に適用できた。朝、顔も合わせずに家を出たが校庭で鉢合せになる状況は十分考えられる。でも脚立の上にいたことで「不意に目が合う」ような状況は一度もなかった。ただ、高いところにいるのだから、家内からは私を見つけることは容易だろう。。でも今の状況から察するに向こうから声を掛け来ることもない‥期待通り、脚立のお陰で「不意にバッタリ」は一度もなかった。

何やってるのだろう‥運動会の日にバラバラ

しかし、帰り道で「鉢合せ」となってしまった。私は気が付かなかったのだが、向こうが気付いたらしい。後ろから声を掛けて来たが、言った事はお決まりの「~してほしい」だった。今日は午後から子供のクラスのオンライン授業接続テストがあるので、それをやってほしいそうだ。


振り向きもせず、顔も見ず「わかった」とだけ返事をする。。数十メートル無言で同じ方向に歩き、曲がる必要のない曲がり角を曲がり私だけ遠回りして帰宅する‥ガキのような行動だが仕方ない。十数年来、家内に「大人の対応」をしてきた結果なのだから‥。

せっかくの子供の大イベント。かつては家内のおとうさんや昨年亡くなった私の母も呼んで大いにワイワイしたものだったが‥今は最低限次男が寂しがらないように‥校庭に顔を出してビデオを撮る‥姿を子供に見せるためだけに運動会に行っている。

変われば変わるものだ。。運動会の日ではあるが、もはや夫婦バラバラである。


2021年5月27日木曜日

あー大雨 平日休暇の大潮も生かせず ずぶ濡れの釣り

ストレスと大潮が釣り強行に私を導く

今日は5月3日以来の釣りに行った。快晴で日焼けまでした前回とは打って変わって、今日は雨模様だった。


朝から自宅付近はパラパラ雨が降っていた。「今日の釣りは取り止め」の判断をするには十分だったが、「本降りは午後から」という予報を信じて強行してしまった。結果、一匹も釣れない上に「ずぶ濡れ」となってしまった。。

いわゆる「服を絞れる」ほど濡れた。。こんなの何年振りだろう‥たぶん十数年振りだと思う。ここまでしてなぜ「強行」してしまったのだろうか‥概ね見当はついていたが‥最近は休日返上での残業の日々でいささかストレスが溜まっていた。今日は平日の休暇で「大潮」が重なる貴重な日だった。なのでかなり楽しみにしていた釣りだった。

でも雨、釣り場に着いた時はかなり降っていたが、もう引っ込みがつかず‥という感じだった。釣り場には見事に誰もいなかった。


雨の日は釣れ易いらしいが‥

後で調べて知ったことだが「雨の日」は結構釣れ易いそうだ。雨粒が水面を叩くことで水面の酸素量が多くなったり、雨の日は気圧が下がるので、魚の体内にある「浮袋」が増大して魚が浮き易くなる‥等々の理由らしい。。


また、「下げ7分、上げ3分」と言われているように、今日は1日の潮位の中でも釣れると言われる「下げ7分」の時間にぴったりの時間だった。「ハイシーズンの5月」「大潮」「下げ7分」そして「雨」‥釣れない理由を探す方が難しいくらいの好条件下だったのだが‥雨の中2時間半粘ったのだが‥結局ボーズ‥1度だけアタリらしきものがあり、魚の姿が見えたのだが‥アタリも一度だけ‥。

ツキもない、ウデもない‥ずぶ濡れで虚しく帰宅

ヤケを起こす気力も出ず、今日は何だかガッカリだった。大きな感情の変化もなく、10時に釣り場を後にした。「本降りは午後から」という予報も虚しく、雨粒が地面から飛び跳ねるくらい雨が強くなったからだ。


そういえば、昨日も皆既月食を見れなかった。在宅勤務だったので、忙しくても時間を作ってバッチリ見れるだろうと思っていた。スーパームーン皆既月食である‥さぞかし迫力あるのだろうな‥と楽しみにしていたのだが‥空は曇りだった。

ずぶ濡れのまま淡々と車を運転して帰宅。淡々とずぶ濡れの服を洗濯して自分は風呂に直行。風呂から出て昼食を済ませ、朝が早かったので少し眠ったらもう16時‥頭はスッキリしたが‥虚しさと脱力感を感じながら釣り道具の後片付けをした。。

雨ガッパを着ていたので最悪(身体が冷えきって風邪を引く)の事態には至らなかったが、釣りを趣味にしていればこんな事(雨が降る)もあるのだろう‥と割り切るしかなかった。。釣り場が貸し切りで、釣り自体は楽しかったのだが‥投げ釣りは不調である。。

昨日の夜から今日の休暇‥ロクな事がない時間だった。。。

2021年5月5日水曜日

投げ釣り開始! 釣りの環境がいろいろと変わって来た

釣り場閉鎖!まさかの展開!

4月は仕事のドタバタでとうとう釣りに行けなかった。「大潮」を2回も逃してしまった。今日はギリギリ「中潮」。天気も良好だったので、祭日で混雑することは承知していたが、今日行かないと明日からは「小潮」ということで、とにかく一昨日、決行した。

ところが、釣り場の駐車場に着くと、なんとぉーーーーーー!!!


なんと!なんと!なんとぉーーーーー!!!


釣り場(とすぐ隣の駐車場)が「閉鎖」されていた。


後で調べてみると、確かにネット上に「閉鎖のお知らせ」が自治体から出ていた。。オリンピック準備のため、4月中旬から9月ごろまで閉鎖らしい。ちなみに「遊歩道側」はまだ閉鎖されていないようだが、その場では少し慌てていたこともあり、遊歩道への通り道がどれだか分からなかった。

今日はGW中の子供たちも呼んだ。「一緒に行く」のではなく、私は車で早朝出発(4時)するので、子供たちには朝食を済ませてからバス・電車で来るように。。と伝えておいたのだが・・・まさかの展開だった。


釣り場が変わり 釣り方も変わる

仕方なく近くに別の釣り場があるのでそちらに移動した。いつもの「大堤防」に比べるとやや小じんまりした釣り場だが、比較的ラクに場所確保ができた。


そして、今日は初めて「ちょい投げ釣り」に挑戦。仕掛けやエサはしっかり用意して来た。竿に取り付けるのにちょっと時間かかるかな‥と思ったのだが、初めての割にはスムーズにできた。5時に島内に入り「大堤防閉鎖」のハプニングはあったものの、6時には釣りを開始できた。

さて、投げ釣りの「投げ方」だが‥いつどこで覚えたのだろう‥投げ方は何となく覚えていた。子供の頃から釣りに接してはいたが、きちんと投げ釣りをしたのは今日が初めてだった。投げる前のリールのセッティングや指と糸の絡め方、竿のスイング軌道などなど、何となく身体で覚えていたので、とりあえず投げてみたら‥1回でうまく行った(笑)

今までやっていた「サビキ釣り」はそれはそれでゆっくりじっくり釣りを楽しむことができるし「投げ釣り」は何と言っても爽快感がある。いずれにしても釣りは気分転換にはもってこいだった。


ゴールデンウィーク 緊急事態宣言中の葛藤

そんなこんなで10時頃まで存分に「ちょい投げ釣り」を楽しむことができたのだが‥残念ながら釣果ゼロであった。今回は本当に「まったくゼロ」で、クサフグさえも引っ掛からない‥。これも初めてだったかもしれない。

さて、冒頭で「子供たちを呼んだ」と書いたが、今回は高校2年の長男と小学6年の次男に「後から島に来い」と言い伝えておいた。ふたりとももう既に「父親と一緒」は嫌がる年頃である。通常なら私も「天気がいいから友達とでも遊んで来い」と言いたいところであるが、緊急事態宣言中の最中ではそれも言い難い。長男は部活も自粛のため活動停止。GWに力のあり余った男子がふたり家にこもってゲームばかりしている。。仕方ないことなのだが、親としては何か葛藤を感じる。。


十分な感染対策を行った上で、島に来て散策だの買い食いだの周辺の海沿いをサイクリングだのしていれば、リスクも少なく、気分的にも健康的にもよい‥と思ったのだ。。感染に対して自覚がない‥と言われるかも知れないが、コロナ渦に入ってもう1年。家の中で遊ぶ方策や近所の散歩など散々手を尽くして来て‥もう打つ手もない。4連休のすべてを家の中で過ごしウイルス感染は避けられたとしても、日光に当たらなかったり、過度の運動不足に陥ったり、精神的な面なども踏まえ、長期的に考えての疾患の方が最近は心配になって来た。そういった諸々の事を考えの結果の行動である。


またまさかの展開 次男が釣りをやると言う!

11時頃、子供たちは島に着いた。私と会い、高校2年の長男はサッサと島内散策に出掛けてしまった。そして小学6年の次男は意外にも「釣りをやりたい」と言い出した。

私が釣りを始めて半年、特に子供たちは興味を示さなかったので、私も特に誘ったりしていなかった。今日も特に釣りにつき合わせる気はなかったのだが‥。半信半疑で次男に「投げ方」を教えて投げさせてみたのだが‥。案の定、仕掛けは斜めに飛び‥。周囲の数人の釣り人に詫びて仕掛けを巻き戻した。まぁ覚悟の上だったが‥想像通りの出来事が起こってしまった。この辺は狭い釣り場の宿命でもある。。


しかし、次男は2投目からは順調で、まっすぐ比較的遠くへ投げることができるようになって行った。一投ごとにヒヤヒヤではあったが‥。本人は「おもしろい」とも「またやりたい」とも言っており、これまた意外な展開であった。

学校では休み時間にサッカーなどしているようなので、健康的にはそれ程心配している訳ではなかったのだが‥、釣りを覚えて「野外での遊び」をひとつ増やせてやれたのは、親としても収穫だった。ちなみに次男も釣果ゼロ。。まぁ初めてなので仕方ないか‥釣れればもっと「釣りにドハマリ」したかも‥。

そんなこんなで次男とも2時間程釣りをした後、島内にあった出店や食堂のテイクアウトを利用して釣り場のそばの芝生で3人で昼食を取って帰宅した。天気も良く大いに日に当たり、野外で開放的な空気に触れ、十分な気分転換ができた。

今度は子供を連れて釣り‥もあるかも知れない。釣り場が変わり、釣り方が変わり、私の釣り環境が大きく変わった日でもあった。


父命日の墓参り 18年目に思うこと

思い起こすこと18回 父が倒れてから亡くなるまで 昨日が父の命日。毎年の事であるが「倒れた日」の3月14日から「亡くなった日」の19日までは私の中で当時の回想が優先される。特にそうしようと思っているわけではないのだが、頭の中に蘇ってしまうのだ。 今年も例外なく父が倒れたあの日、泣...