2022年11月25日金曜日

日帰り釣り紀行 思いがけず充実した1日だった

幻想的な風景にどっぷり浸かって

昨日、やや仕事が早く片付いたので、今日はいつもより少し早く家を出る事ができ、5時半には釣り場に到着。周囲はまだ暗く、幻想的な風景だった。ちなみに釣り場の1番乗りは私だった(笑)。



余力はあるように思えたのだが、釣りは何となくのんびりやりたかったので、今日はサビキ釣りにした。

ただ、エサはブロックコマセに配合エサを混ぜて本格的に作ってみた。初めての試みである。コマセバケツも前日夜に釣具店で買って来た。作り方もお店のニーチャンにしっかりと聞いて来た。準備万端であった。


今日は天気も良く風も弱く気温も高め。早朝からの釣りでもあまり寒さは感じずコンディションバッチリ・・だけど魚が釣れない・・というパターンが多いのだが、今日は結構しっかり釣れた。


写真左上の2匹はギンガメアジというアジの仲間。あとはクロダイの幼魚とヒイラギ。ギンガメアジはその名前すら初めて聞いたのだが、引きが強く釣り応えがあった。大漁とまでは行かなかったが、良い天気、良い気候の中でのんびりと釣りができてそれなりに釣果も上がり満足だった。


釣り場の新しい魅力発見! 癒され度アップ!

そして今日はいつもとはちょっと違う出来事があった。アオサギという鳥が私の傍に飛んで来たのだ。


月に2回程釣りに来ているので、釣り場の周りを飛び対岸の堤防に降り立っているのは見ていたので、いるのは知っていたのだが、私の傍に来たのは初めてだった。なんとも優雅な光景である。

釣果も出て少し気分にゆとりがあったからだろうか。釣りの後に釣り場の周囲を少し散歩したら、釣り場の隣が海岸になっているのを見つけた。その風景がとても良かったのでスマホでパチリ。




今までサーファーのニーチャンやオッチャン周りにいるのは知っていたが、ここでサーフィンをやっていたのだ。今日も何人か海に入っていた。近くには食堂もあり平日なのに結構人が入っていた。

そういえばここは漁港でもあるし、魚に関わる仕事やマリンスポーツ関連で生計を立てている方々が近くで暮らしているのだろう。あまり気付いていなかったのだが、この辺は結構しっかりした町のようになっていた。

思いがけずいろいろな自然や周囲の雰囲気に触れる事ができ、この辺りがますます好きになって来た。充実した1日だった。


2022年11月23日水曜日

科学者なりたい 夢だけ見ていた20代が終わった日

夢が終わった日 夢から覚めた日

今日は11月23日。私にとっては少しだけ特別な日である。もう20年以上昔のことだが、私の中では「夢が終わった日」「夢から覚めた日」なのである。


「夢」だから何を書いてもいいだろう(笑)。私は物理学者になりたいという夢があった。親のスネをかじり大学院にも2年間通わせてもらった。その後、IT関連の会社に就職したが、夢を諦められず、大学の傍に引越し、一人暮らしをしながら平日夜や休日に研究室に入り研究を続けていた。

ただ、そんな生活は長くは続かず、3年で終了。一人暮らしも終了となったのだが、最終的にアパートを引き払った日が11月23日なのである。


自由と夢 怖いモノ知らずの20代男

一人暮らしそのものに憧れもあった。今考えれば稚拙な発想かも知れない。。「一人暮らし=自由」。。。自分で稼いだお金で自由(一人暮らし)を実現し夢に邁進する。そんな暮らしだった。毎日生き生きして夢だけを見て生きていた。


ただ、今思えば一人暮らし2年目以降はやや研究に行き詰まっていたように思う。当時はそんなこと気にもせず認めもしなかったが‥さらに言えば現実的に学者になるための学力も能力も覚悟も出来ていなかったと思う。

「夢」はあっても具体的に何をしたのか‥研究室でデータ分析用のプログラムを作っていただけ、「分析用」だからちょっとした科学的な計算式などがプログラム内に登場する。それだけで「科学者気分」に浸っていただけだったのだ。

‥後で冷静に考えてみれば。。


後悔なし 後味よし 思い出の3年間

一人暮らしを終えた頃から仕事が忙しくなり、研究に時間が取れなくなった。そして急速に「研究」から離れて行った。


「これで終わり」と線を引いたつもりはなかったのだが、事実上11月23日が「夢の終わりの日」。そのまま、気付けば20年以上の月日が経過していた。研究者を志すなどという表現には全く届かない、研究成果など皆無‥。結局は「研究」を口実に遊んでいたコンピュータマニアに過ぎなかったのかも知れない。

でも、後悔は全くない。あの3年間は本当に楽しく、本当に充実していた。毎年、この日が来ると不思議にココロが豊かになる気がする。

11月23日。私にとってはそんな日なのだ。


2022年11月8日火曜日

秋の釣り 寒さ対策大成功でシーズン延長か 

「午後に釣り」という選択肢

 10月26日、釣りに行ったのだが久し振りの「ボーズ」「アタリすらなし」だった上に、強風で寒く、何だか集中できず、風邪もひいてしまった。

そんなこともあり、今日は着る物を増やしただけでなく、時間帯を変えて午後に釣りに行ってみた。


結論から言えば大成功だった。当然、時期的に夕方からは相当寒くなるだろうと思ったが、「早朝」よりはマシである。加えて今日は快晴、無風も手伝って、ほとんど寒さを感じずに過ごす事ができた。

「午後に釣り」をするのは2年振り2回目。別に午後を避けていた訳ではないのだが、何となく釣れる気がするのと、早朝に起きて行動することで何となく得した気分になる・・あとは、平日の朝なんてほとんど釣り場に誰もいない。。基本的に「貸し切り」なので伸び伸びできる・・ような訳で釣りは早朝に出掛けていたのだが、その辺の考えが吹っ飛んでしまう程、前回の寒さは堪えたのである。

今日、上手く行ったことで「寒い時期は午後」という選択肢が増えた。ここ2年は12~2月は釣りを避けていたが「通年で釣り」も現実味を帯びて来た。


海辺で食べる昼食の醍醐味

午後の釣りの場合、昼食は外で食べる。海辺で食べる昼食は格別・・と言うと大袈裟だが、気分はいい。。今日は天気も良く無風。青い空と青い海を前に食べる昼食は格別だった。


普段何気なく食べるようなパンと飲み物。。釣り場で見るとなんだか不思議に感じる。きっと釣り場に来ると現実逃避している気分になるのに「いつものパンと飲み物」という現実が混在するからだろう。こんなギャップも面白いモンである。


あー釣果は散々 クサフグとの格闘

天候にも恵まれ、格別の昼食。。これでたくさん釣れれば言うことなしなのだが、釣りの方は散々。クサフグとの格闘。結局、持ち帰りはヒイラギ1匹だけだった。


季節のせいにしたくはないが・・やはり寒くなって来ると釣れない・・。冬場でもそれなりに釣れるような腕前に早くなりたいものである。

ヒイラギの他はクサフグ3匹。そのうち2匹は30㎝クラスの大物だった。全然嬉しくないのだが・・案の定仕掛けは飲みこまれてアウト。。その他にも食いちぎられた仕掛けが3セット。。散々にやられてしまった。


夕まずめの幻想的な風景と皆既月食

午後の釣りでは「夕まずめ」は一応意識する。。日の入り前後はかなり没頭してみたのだが釣れず・・。気付けば幻想的な満月が顔を出していた。


こんな風景なかなかじっくり見られない。釣りが散々でもこんな風景を見る事ができれば、それなりに癒されて得した気分になる。。

ちなみに今日は皆既月食だったらしく、スマホでパチリと撮ってみたので一応載せておく。


もうひとつ。「寒い上にボーズ」だった前回、釣り場近くの駐車場から見えた早朝の富士山があまりにもキレイでったのでこちらも掲載。


これからも、たくさんのキレイな風景、たくさんの幻想的な風景が見れたらと思う。


父命日の墓参り 18年目に思うこと

思い起こすこと18回 父が倒れてから亡くなるまで 昨日が父の命日。毎年の事であるが「倒れた日」の3月14日から「亡くなった日」の19日までは私の中で当時の回想が優先される。特にそうしようと思っているわけではないのだが、頭の中に蘇ってしまうのだ。 今年も例外なく父が倒れたあの日、泣...