2022年10月29日土曜日

母の三回忌 喪主としての法要はこれで終わり

合わない予定から感じる子供たちの成長

今日は母の三回忌法要。一か月前程から家族の予定を合わせて今日にしたのだが、後になって長男は学校の授業、次男は部活動の試合が組まれてしまった。


一度、10月中旬の日程で予定していたのを今日に変更した上での出来事だったので、これ以上の調整は難しいと思い、やや強行だったが法要は今日行うことにしたのだ。

受験を控えている長男には学校を休んでほしくない。次男には試合の緊張感や試合における一体感を同級生達と共有してほしい。。そんな思いから、それぞれの予定を優先し、最悪、二人は後日墓参りだけでも・・そんな考えでいた。

おばあちゃんの三回忌。家族の一大イベントと言ってもいい。でも、それよりも優先したいと思わせる予定が出て来る・・こんなところから子供たちの成長を改めて感じた。


 秋晴れの一日 思いがけず家族4人が揃った

一週間ほど前、長男の学校は午前中に終わることが分かり、学校まで車で迎えに行けば、法要の時間に十分間合うことが分かったのだが、次男の試合は法要の時間とまるかぶり。。。「次男欠席」がほぼ確定となった。


しかし、前日になって状況が一変。「試合の日が日曜日に変更になった」とのこと。理由を聞いたがはっきりしない。先生か試合主催者側の都合のようで子供たちにははっきり伝えられていないようだった。

結局、家族4人が揃って三回忌法要を行う事ができた。ここ数日変わりやすく気温の低い日々が続いたが、今日は絵にかいたような秋晴れ、気温もあたたかく、家族で行動するにはこの上ない一日となった。


母の導きか 単なる偶然か

前日の試合日程変更、当日の秋晴れ・・偶然なのか。。それとも何かの意思でも働いたのか。。自分自身、歳をとってしまった証拠なのかも知れないが、今回の出来事は、母の導きがあったような気がしてならない。


法要は滞りなく済み。法要後は墓参りも行い、この上なく順調に運べた一日だった。


喪主としての法要はこれで終わりかな

父、祖母も法要は三回忌までだった。一応、母も法要はこれで終わりにしようと思っている。私が初めて「喪主」となって父の葬儀を行ってから16年。。私が中心となって行う法要はこれで最後かも知れない。役割をひとつ終えたかな。。。妙なところで妙な感慨に浸った部分もあった。


ウチのお墓を建立したのは父が亡くなった時であった。初めてお参りに来たのは長男がまだ1歳の頃。次男はまだ生れていなかった。母も元気で墓の前でピースして記念写真を撮ったりした。不謹慎だと思ったが、子供が小さかったのでなんとなくそんな写真になってしまったのだ。。

喪主としての最後の法要。そんな日を風もない晴天で穏やかに過ごせたことに何だか満足を感じた。


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