2020年12月6日日曜日

はやぶさ2 こんなに話題になる理由

はやぶさ2の偉業 子供たちに伝えたいけど

小惑星探査機はやぶさ2が先日、地球に帰還したとニュースで報じられた。帰還、カプセル放出・回収、JAXA記者会見‥ここ2、3日はほとんどがネットのトップ扱い。関係者やその分野に興味のある人達は「歴史的快挙!!」と大盛り上がりだが、たぶん興味のない人たちにとっては「ただの時事ネタ」くらいにしか思わないのであろう。。


ちなみに私は前者。。。先代(はやぶさ1号)の頃からのファンである。はやぶさ2も小惑星リュウグウのタッチダウンの時はテレビ放映に釘付けだった。ただ、家族は完全に後者。。。。。家内はともかく、子供たちにはやぶさの偉業をとにかく伝えたい。何とかうまく伝えられないものかと思案中である。「興味のない人」に「すごさを伝える」のはホントに難しいことだからだ。

はやぶさは何をする探査機か?

一言で言えば「小惑星から砂を取って来る探査機」である。これだけ。

ただ、小惑星は3億㎞の彼方にある。火星と木星の間にある小惑星帯に「リュウグウ」と呼ばれる小惑星があり、そこまで探査機を飛ばして砂を取って来るのだ。近所の公園に30分くらいで行って来るのとは事情が違う。往復で6年を要する大計画だ。


火星と木星の間にある小惑星帯は太陽系が形成された当時のまま、成分が変化していない星が多く存在するそうで、その成分を調べることで「太陽系形成の詳細」がわかるかも知れない‥ひいては「生命誕生の理由」や「なぜ地球に水があるのか」などがわかるかも知れない‥とのこと。

何故はやぶさ2がこんなに話題になるのか

生命や水の起源が明らかになるかも知れない‥そんな事を聞くだけでもワクワクする感じである。はやぶさ2が持ち帰る「小惑星の砂や石」にはそんな宇宙のロマンが詰まっている。これは、はやぶさ2がニュースなどで大きく取り上げられる大きな理由のひとつである事には間違いない。

しかし、私が思うに理由は他にもある。。

先代(はやぶさ1号)のドラマを知っている人はどのくらいいるのだろうか?

今回のはやぶさ2は、ほぼ「パーフェクト運用」だったと言われている。失敗がなかったのだ。それに対して、はやぶさ1号は2003年に地球を出発。2005年に小惑星「イトカワ」に到着し2010年に地球に帰還した探査機である。やったことは今回のはやぶさ2と同じなのだが‥。


「出発・到着・帰還」の年数を見て気付く方もいるかも知れないが‥「行くのに2年、帰るのに5年」かかっている。

実は、はやぶさ1号は失敗の連続‥テレビ番組の特集が組まれるほど、小説ができるほど、映画化されるほど失敗と苦難の連続だった。「タッチダウンの失敗」から始まり、4台搭載していたエンジンの「全機稼働不能(故障および燃料切れによる)」、地球と通信ができなくなって宇宙迷子になってしまう「通信途絶」‥などなどすべてを乗越えて帰還する。。これが人々の感動を呼んだ。私は「テレビ番組の特集」と「映画」を見た口だが、はたぶさが地球に帰還し大気圏突入の映像を見た時は、恥ずかしながら涙がこぼれた。

はやぶさ2は、この先代の体験を十二分に活かして設計・運用されている。その結果、今回の「パーフェクト運用」を実現している。。こんなことも子供たちに伝えたいのだが‥うまく伝わらないだろう‥興味がなければ‥。

ちなみに地球帰還の際、次のような違いがある

◆はやぶさ1

探査機本体ごと大気圏突入

⇒本体消失、大気圏突入カプセルだけが地上(オーストラリアの砂漠)に落下

◆はやぶさ2

カプセルのみ大気圏に突入して地上(オーストラリアの砂漠)に落下

⇒本体は別運用に向けて継続飛行

カプセルの中身は‥入っているのか?

落下したカプセルは回収されて日本に届けられるのだが、今日の情報では「オーストラリアでカプセルの回収に成功」までが報告されている。数日後には「カプセルが日本に到着」が報じられることだろう。


先代は「タッチダウン失敗」だったが、かろうじて「塵とホコリ」がカプセル内に入り込んでおり、電子顕微鏡を使えば十分な成分分析ができたため「はやぶさ1号の飛行成功」とされて来た。これは誰もが認める所である。

しかし今回のはやぶさ2は完璧に近い形で「タッチダウン成功」となった。‥ということは、大気圏突入カプセルに、目で見えるはっきりとした砂や石が「ガッポリ」入っている筈である(‥ぜひそう願いたい!)。

「3億㎞彼方の小惑星の砂や石」が入っているのか否か‥本当に心からワクワクする50歳ジジイであった。


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