2021年1月17日日曜日

銀行の相続終了 返却された預金通帳に印字された一言に‥

休暇を利用しての諸手続き まだまだ続く

昨年10月に亡くなった母に関する様々な手続きは、年明けの今も続行中である。急を要する手続きではないため、会社の休暇日を利用して徐々に進める感じなので、進み具合は余計に遅くなる。

昨年11月の四十九日の法要以降は相続関係の手続きをしているが、今日は自宅の土地と建物の相続手続きのため司法書士事務所に相談に行った。代金の見積もりやら必要書類のとりまとめやら‥まだまだ手が掛かりそうである。

親からもらったお金「大事に使う」は普通の感覚

さて、先日、昨年末から手をつけていた銀行預金の相続手続きの終了連絡が来た。母親名義の通帳から私名義の通帳にお金が振り込まれたのである。普段、あまり見慣れない額の金額なので、少々身構える感じであるが、もちろん、このお金は通常の生活費としては使えない。子供たちの学費にするか‥子供たちが結婚する時に与えるか‥はたまた、よほど生活資金に困った時の「最後の砦」とするか‥

要は「大事に使う」ということである。


言い草は色々あるだろうが、自分としては、自分で稼いだお金ではないので、シャーシャーと使う気になれない‥というところがホンネだ。たぶん、これが正常な感覚なのだろうと思う。

しかし、振り返るとそんな「正常な感覚」を見失った時期が私にはあった。

インターネットビジネス 副業を本業へ移行

数年前になるが、私は「インターネットビジネス」で生計を立てようとしたことがあった。会社を辞め、ネット上で顧客から仕事を請け負って文書を作成したり、「アフィリエイト」と呼ばれる方式で広告収入を稼ぐ仕事である。


最近は「ユーチューバー」と呼ばれる方々が自身で「動画」を投稿してアクセス回数を稼いだり、その動画に広告を貼りつけて収入を得る方式が主流となっているが、数年前までは「ブログ」がその主流であった。

簡単に言えば「副業」の部類に入るものであるが、それを「本業」として成功している方々の体験談などを真に受け、自分でもできると思い込んでいたのだ。こともあろうに、当時、私は親から預かっていたお金を、自身が「インターネットビジネス」で稼げるようになるまでの生活費の補填にしようとしてしまった。

当時、私は大真面目に「脱サラ」として家内に相談したが‥当然、家内は大反対。家内の父親まで出て来ての大騒動に発展した。私は実家にまで出向いて家内の父親に説明したが‥今考えれば同意を得られるわけがない。。その頃の私の「副業収入」は月に5,000円にも満たない‥。しかも、世間的には「胡散臭さ」が払しょくしきれていない分野だ。

「これから本業として取り組めば2年以内にはビジネスは軌道に乗る‥」

何を根拠にそんな説明をしたのか‥

何の自信があってそんな気持ちになったのか‥

不惑の暴走 恥ずかしくもあり背筋も冷える

今考えれば、40代後半にもなって「実績のない絵空事」を、よくも真剣に語ったモノだと自分でも恥ずかしくなる思いだ。たぶん「会社への反抗」「社会への反抗」が暴走して判断力が麻痺してしまったのだろう‥結局「本業への移行」は断念。会社も辞めずに今に至るが、当時の私の行動は「反省」どころではなく、「人生の汚点」とまで感じるくらいだ。


そして、結果論ではあるが、その「大騒動」の数年後にこの「コロナ渦」である。月5,000円にも及ばない状況で会社を辞めて「ネットビジネス」で成功できる甘くはないだろう。‥というより、そんな状況を打ち破るほどの「メンタル」、「覚悟」が自分にはなかった。今思えば、あの時、無理に「開業」していたら、今頃どうなっていたか‥考えただけでも背筋が冷たくなる。。

「親からもらったお金」である程度生活は続けられていたとしても、自分の性格的に計り知れない程の重いストレスに襲われていたような気がする。私の暴走を止めてくれた家内や家内の父親には感謝するしかない。

預金通帳に印字されていたメッセージ

母の銀行預金の相続が終了し、解約処理の終わった預金通帳が郵送されて来た。通帳の最後に「長い間のお引立、誠にありがとうございました」というメッセージが印字されていた。

私が母から通帳を預かったのが10年程前。母がいつその口座を作ったのかは定かではないが、この口座は本当に長い間使われたのだろう。そして最後の数年に、バカ息子がバカな形でお金を使ってしまおうとした‥。そんな歴史を乗越えてのメッセージに見えた。

簡単で形式的ではあるが、私のひとつの「悪しき教訓」を忘れないように記憶に留めよう‥送られて来た預金通帳を見てそんなことを思った。


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