2022年1月10日月曜日

足が動かなくなった恐怖を感じて思うこと

雪の日の夕方 足に激痛が走った

先日、仕事始めの当日、午後から大雪となった。夕方になっても雪は止まず、電車が止まらないことを祈りながら会社を出た。社屋を出てから数分経った頃からだった。


左足が痛い…


そう感じた。

特に気にもせず傘をさして足早に駅を目指したのだが、思いがけず痛みは増し、痛む範囲も広がって行った。それでも気になるのは雪の積もった路面で滑らないようにする事だった。滑りに気を付けるがために少々ぎこちない歩き方にもなるので、多少足にも負担がかかる…そして足が多少痛くなることもあるだろう…などと思っていたのだが…


そんな「多少」の範疇を軽々と越えて痛みは増大して行った。


認めざるを得ない足の痛み

社屋から駅まで7,800mである。歩いて10分足らず。とうとう、自分の中で痛みを認めざるを得ない状況まで来てしまった。足が痛い。足が動かない…。左足のみならず右足も…一歩を進めるだけでも苦痛を感じる。


立ち止まろうとも思ったが、立ち止まればますます痛みは増大するように感じた。直感的にではあるが「冷え」によるものであると思ったので、何とか早く駅に辿り着こうと思った。社屋から出る時は何の痛みもなかった…急にである。急に歩けなくなるほどの痛みが下半身全体に走ったのだ。

体調が悪い訳ではない、だるさも頭痛も喉の痛みやセキもない。私の体の中で何が起こっているのか…わけが分からずやっとの思いで駅に辿り着いた。ちなみに階段など登れるわけもなく、エレベータで駅の中を移動してホームに着いた。

電車に乗ると痛みが引いて行った。ゼロにはならなかったが、大幅に痛みが引いている実感があった。やはり「冷え」から来る痛みであることには間違いないようだが…しかし自宅そばの駅に着き、電車を降りると再び痛みが増した。やっぱり歩くのも大変である。通常、駅からは健康のために30分程歩いて帰宅するのだが、その日はたまらずバスを使った。

試行錯誤の結果 辿り着いた考えはカゼ薬…

次の日は出勤したのだがちょっとした格闘だった。痛みは前の日と変わらない。外に出て冷えると痛みは増し、屋内では痛みが引く。階段の上り下りでは常に痛みが走る…明日は休暇なので今日だけ我慢しよう…その思いだけで1日乗り切った。


体調が悪くないのなら…もしかして年齢によるもの…足腰の弱体化によるものなのだろうか…そこに考えが及んだ時にはかなり落ち込んだ。ここ数年来、下痢、遠視、血圧上昇など、年齢によるものであろう身体の変化が次々と現れていたからだ。


今度は足腰…


足腰の自由が利かなくなれば決定的に生活に影響が出る。考えれば考えるほど悪い方向に思考が走る。不安な気持ちに浸りながら1日を過ごした。


年の功 先年の経験が回復のヒントに

ただ、その日の夜、ふと以前に「急性胃腸炎」を患った時のことを思いだした。簡単に言えば「腹にくるカゼ」である。冷えるとうずくまってしまうような強い腹痛を感じ、温かい場所では痛みが治まる。体調不良が伴う場合もあれば、体調が悪くないのに腹痛だけがある場合も…腹に何か悪い病気でもあるのでは…と強い不安を感じたものだ。


もしかすると今回もそんな感じではなかろうか…カゼと足…何の関係もない可能性の方が高いが…失笑される可能性もあるが…急性腸炎の時も「カゼからくる…」と言われ驚いた経緯がある…今回だって驚くようなことがあってもおかしくない…

そんなこんなで、試しに普段飲む市販のカゼ薬を飲んでから就寝した。すると次の日の朝…なんとすっかり痛みが消えていたのである!

飲んだのはどこにでもあるカゼ薬である。どこにでもある総合感冒薬である。完全に効いたようだった。でも昨日までの苦痛を考えると医者に相談しない手はなかった。朝食後にすぐに近所の医者に行った。

受付では「整形外科でなくていいのですか」と聞かれたが、筋肉やスジの痛み…いわゆる外科的な痛みではないように思えたことや、昨夜飲んだカゼ薬が効いていることも踏まえて内科の受診をお願いした。

診察ではこれまでの経緯を説明したが先生も首をかしげていた。「足腰にくるカゼ」「カゼの菌が足(下半身)に入る」…そんなことがあるのかどうか…先生の結論は「様子を見ましょう」だった。総合感冒薬が効いているのならそれで様子を見ましょう…とのことだった。

痛みが消えても考えさせられた

結局、痛みは完全に消えた。自宅から駅までの歩き通勤も再開した。もちろん油断は禁物だが、今回は「カゼ」で結論付けてよささそうな感じである。

たった3日間の騒動だったが、今回はいろいろな事を考えさせられた。今、私が歩けなくなったらどうなるのだろう。働く事ができなくなり収入を絶たれた父親を家族はどう思うだろう。それは紛れもなく恐怖だった。

子供たちはもしかしたら「おとうさんを支えなくてはいけない」「家を支えなくてはいけない」などと思って奮起してくれるかもしれない。でも経済的な負担を子供たちや家内に背負わせることは到底できない。ただ、今の家内との関係を踏まえれば「金の切れ目が縁の切れ目」になる可能性の方が強い。

詳細を書けばキリがないが、その後は絵に描いたような転落人生になるだろう。。そんなことを想像させるくらい今回の足の痛みはインパクトがあった。

もちろん、今回の痛みをカゼと断言できるわけではない。年齢による身体の弱体化が原因になっている部分もあるかも知れない。

これまでも健康にはかなり気を遣って来たつもりではあるが、これまで以上に健康のことを考えて行かなければならないと痛感させられた出来事だった。


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