本格的に遺品整理を開始
母が亡くなって3カ月が過ぎ、昨日、お願いしていた司法書士さんから自宅と土地の相続登記が終了した旨の連絡が来た。
「自分でもできる」などとも言われるが、いろいろ調べてみると、やっぱり難しい‥法律の素人が仕事の休暇を利用してやるようなもんじゃない‥と判断。結局プロに相談したのだが、総額20万くらいのお金を払う価値はあった。ホントに楽チンで1ヶ月程で手続き完了。母が亡くなったことで必要になった様々な手続きの大きな山場を越えた感じである。
なので、今日からは遺品整理を本格的に始めた。
遺品供養 大切にしていたモノは処分できない
当然の事ながら76年間生きて来たのだから、母の所有物は膨大である。‥というか二世帯住宅の「一世帯分」なのだから「整理」というよりも「処分」と言う方がニュアンスは近いかも知れない。
思えば母が脳梗塞で入院した6年前、最初に処分したのは「食べ物」だった。当然の事ながら放置しておけば腐敗するからである。それ以降は「健康に戻れば‥」という可能性を信じて「処分」は捗らなかった。結果論ではあるが、母が暮らしていた二世帯住宅の一階は6年間空家同然となっていた。
遺品整理で一番悩ましいのは、「母が大事にしていたであろうモノ」の扱いである。写真、日記、年賀状や手紙、旅先で買ったのであろう記念品、人形、洋服、賞状‥これらを一般のゴミと一緒に処分することは心情的に無理がある‥しかし、そう広くない自宅の中に保管しておくのも難しい。
なので、少々費用は発生するが、霊園や葬儀屋さんで行っている「遺品供養」や「人形供養」を利用している。所定の入れ物や段ボールに遺品を入れてお願いすると、有料で供養して燃やしてくれるのだ。私の利用している葬儀屋さんの「遺品供養」では証明書まで発行してくれる。「処分」するのではなく「供養」して燃やしてもらうと思うと精神的負担がかなり軽くなる。有料とはいえ有難いことである。遺品供養の事を知ってからは、整理がかなり捗るようになった。
半世紀 保管されていた着物 整理する宿命
そして、今日、一番手を付け難いと思っていた、とあるタンスに手を付けた。
引き出し数段を使って「着物」がたくさん保管されていたタンスである。このタンスの存在は幼少の頃から知っていた。他のタンスと違い、防腐剤が多く入っておりナフタリンの強い臭いがする。。幼少の頃から「ここには相当大切な着物が入っている」と感じていたが、実際に中身を出して見たのは今日が初めてだった。
女性物の着物しか入っていないと思っていたのだが、中をすべて出して見ると男性物の着物もあった。さらに私の祖父の名前が入った着物もあった。そこで何となく察しが付いた。これらの着物は父と母の結婚式の時に使われたモノなのかな‥と。
ただ、私自身の結婚式の時には、母は着物は来ていなかったし、それ以外の慶事でも母が着物を着ていた記憶がない。恐らく父と母の結婚式の後は一度も使われていないようである。‥とすると50年以上‥半世紀このタンスの中で眠っていた着物‥驚くわけでも涙が出るわけでもないが‥表現し難い重い感慨が浮かぶ‥。これを「整理」しなければならないのも「宿命」なのだろう‥。
タンスや押入れから出した遺品は、部屋の片隅に並べているのだが、結構な量になって来た。そろそろ葬儀屋さんに供養をお願いしようと考えている。「(母のモノは)もう使わないからみんな処分」と割り切ってしまえば、どんなに早く終わるだろうと思うが、それはできない。遺品整理はまだまだ続く。。



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